Diary 24.08.30
最強に近いという表現を冠した台風は過ぎ去った。いや、消失した。死傷者が出ているために杞憂に終わったというには不適切なのだが福岡県という限られた地域においては接近時には大きく勢力を落としていた。
屋久島の宮之浦岳を通過した際に勢力を落としたというネットの投稿にいいねが集まっていたが一概にはそうではない。大陸にあった高気圧の縁にあった乾燥した空気が流れ込んだこと、そしてあまりにもノロノロと移動したために、海面がかき混ぜられて海水温が下がったことによる勢力の低下が考えられるのが気象庁の見解のようだ。
大きな天災は過ぎ去った。こうして屋内へと避難した朝顔は丁重にベランダへとお戻しし、残る夏を楽しんでいただくことになった。