Diary 2024.05.16
下記は酔っ払いながら書いたメモ書きなんだ。なかなかに恥ずかしい。それでもなお、読み返したときに30歳の心境を切実に吐露していて大切なマイルストーンだと思う。だから書いておく。
これまで以上に泥臭く生きなければならないという決意の夜。今日は酔っ払ってるんだけど、この気概は大切にしたい。
必ず手に取る図録がある。もしかしたら自分が手掛けたかもしれない仕事が載っている。たらればを言うのはダサいし、その道を歩めなかった人生を後悔はしない。しかしそれでも雪辱は決して解ける春は来ない。いつかその春を迎えることはない。
きっと僕は豊かな土壌で育つタイプではない。こんちくしょー、ここから脱したいという火事場の力で成長する。すなわち脱出力。
きれいな言葉に正す。水はけはすぐれず、貧しい土地で育つ葡萄なんだ。水を得ようと根を伸ばし、独特のテロワールを生み出す。
いつかいいワインになれるだろうか。時間を経て自分の評価がきちんとできるようにここから踏ん張りたい。