Diary 2024.03.29
日頃よりお世話になっている方からの京都でおもてなしを受ける。いわゆるお座敷遊びというものだ。京の興に魅了された。
京都は多くのインバンド観光客が大挙して押し寄せる。今は桜の季節だからなおのこと。しかしそれでも秘匿された文化は数知れず。お茶屋は一見さんお断りで外国人はおろか日本人でも上顧客の紹介がなければいくらお金があっても相手もしてもらえない。
和菓子は個人商店の老舗となると干菓子や生菓子問わずなかなか情報が出てこない。インターネットに立ち現れないことに京都の魅力がある。その一方で群衆が集うのはフォトジェニックな神社仏閣やごった返す景観に地域性を感じる錦市場など。「インターネットにより国際化が進んだ」と散々言われて久いが、古都の文化は「インターネットに現れなければ国際化は進まない」という稀有な事例とも言える。