Diary 2024.03.23
擦れたネクタイに目をやる。革靴の底がすり減るのはわかる。ワイシャツの袖が擦り切れてしまうのも想像がつく。スラックスの股が擦れてることに関しては体型の変化という大変残念な情報のおまけまでついてくる。しかし首に下がっているだけのネクタイよ、なぜ擦れる?
傷んでいるのはネクタイの大剣と呼ばれるところ。幾千の歴戦を重ねて刃こぼれしてしまったとしよう。どうやら世の中にはネクタイのリペア業者がいるらしい。残念ながら私のネクタイは修理費用にも及ばない価格のものゆえ丁重にお見送りをし、新座を迎えることとする。