Diary 2024.03.22
冗長という言葉がある。くどく長い文章などを表現する折に使われ、元々はネガティブな言葉を意味するがこの意味で使われることは現代において滅多にない。一方で冗長化・冗長性というように使用される場面がITではある。情報やメモリ、システムに余白や無駄を含めて設計することを指し、ITにおいて行動指針のようなもの。
プロフェッショナリズムの話に移る。プロフェッショナルな仕事はたいがいどれだけ長い時間を費やしたかによるもの。集中力はもちろんだが、1万時間ルールに代表されるように長さはとても問われる。
仕事も冗長に通じるものがある。くどく長い仕事は多くのものが忌避する。だが視点を変えれば誰もが認めるプロフェッショナルの域に及ぶために長い拘束は不可欠なもの。では仕事の中において”余白や無駄”をどのように設計すべきだろうか。
余裕は知的作業を促す余白である。体力を回復するための時間であれ、可能性の道筋を思案する時間であれ。そのために程よく手を抜く時間なのかもしれないし、楽しいと思える作業に没頭する時間なのかもしれない。
何が言いたいかというと、この余白や無駄をきちんと設計しなければ仕事も長続きしないしキャリアアップもないのかもね。