Diary 2024.03.02
最近寝る前にちびちび読んでいるのが新鋭短歌シリーズの一冊。同時代の作家が現代を描くわけだから読み手のこちらとしても斜に構えないで済む。
ある作品は日常を日常的な言葉で綴りながらも新たな気づきを与え、ある作品は形にもできなかった感情に適切な輪郭を言葉で与える。
それを読んでいると自分はそんな日常を綴る言葉を知っているのかと疑問に思う。
仕事柄、説明をする言葉は話す。でも何かを表現する言葉使いを最近しているのだろうかとふと思う。
きっと会話には副詞や形容詞といった脚色するための言葉を使う機会はそう少ない。
それではとても残念ではないだろうか。あるいは日常の気づきをまとめるのも大切なことではなかろうか。そんなわけで日常をきちんとまとめるとする。たまには英語でも書いてみたりして。
写真は今晩のおかず、ジビエとポテトのロースト。鹿肉を調理するのは初めてだけど、手間隙をかけて調理するのは食材に対してのリスペクトを込めるようで嫌いじゃない。