原田マハ氏による小説。


女子高生・佐々岡鮎子は越してきた岡山県の高校で馴染めずに自分と架空の彼氏との恋愛漫画を書くことに熱中していた。そして隠していた漫画を読まれたことで同級生の武美と仲良くなる。そして2人は鮎子の恋をきっかけに不仲になり、武美の引越しでそのまま疎遠になってしまった。そして45歳になった鮎子は人気漫画家として高校の創立記念日をきっかけに武美と再会することとなる。


僕は文庫本で読みました。そんなに厚くないんです。でも読み終えた後の充足感は見かけ以上です。しっかりとしたストーリー展開が詰まっています。だからと言って登場人物の表現描写や情景描写が薄いわけではないです。

クライマックスの展開、そしてその事実と向き合った鮎子の強さには心震えました。そして、大切な友達に会いたくなりました。