国立新美術館にて開催のルーブル美術館収蔵のコレクションを”愛”という切り口でキュレーションを行った展覧会。

38万点以上の品々から今回は宗教画を中心とした西洋絵画が持ち回っている。熱愛、博愛といった是とされるものから私愛、僧愛といった偏ったもの。どれも愛である。

それぞれの作品の人物の眼差しは多様に異なり、それぞれの愛が映っていた。

宗教画という要素から美術理論的に配置されたオブジェクトに記号を見出すもよしである。