Diary 2024.04.05
若さは水物の資産である。保存性が低く、価値が安定しない。年月を重ねるほどにみずみずしさを失うのは悲しい現実である。
この若さは他の資産に交換できるうちに交換していかなければならない。スキルを磨くのはもちろんだが、なんでもやることが大切だと思う。
理由はいくつかある。1つは特定のスキルが陳腐化することへのリスクヘッジではある。もう1つはなんでもやるということで確固たる自信が身に付く。何にだって挑戦できるようになる。そしてもうひとつ。これは生成AIを使用していると気づいたことである。AIを活用するには自身の領域でなければ生成される情報の正誤が確認できない。正く扱うには見聞広くいなければならない。また事業の川上を担うこととなれば適切な人材配備やリソースの最適化など見識広くなければならない。映画監督は照明であれ、演出であれ、カメラであれスーパーサブになれる器量がなければならないのと同じである。広く把握することはことを大きくする上でとても大切である。
なんでもやろうとする自分をきちんと褒めてやろう。やらないことを決めるのはもう少し若さを失ってからでも良い。