此の世の果ての殺人(著:荒木あかね)を読んだって話。
此の世の果ての殺人 Written by 荒木あかね Akane Araki
新進気鋭のミステリー作家による江戸川乱歩賞受賞の一冊。
舞台は福岡県。小惑星衝突が迫ったディストピアと化した日本で主人公は最後に免許を取得しようと自動車学校に向かう。そこで発見したのは教習車のトランクに詰められた刺殺体。その場に居合わせた教官とともに、福岡県をまたにかけ、殺人事件の解明に挑む。
若干25歳でこの読み応えある作品を書き上げたということにただただ尊敬しかない。