はじめに
この半年間でのAIツールトレンドが目まぐるしく成長している。その中で一際注目を浴びるChatGPT、そしてMIdjournyを課金してみた。ChatGPTはチャットテイストの優れたUIでAIを操作することができるLLM。優れた自然言語処理から解析まで、オールラウンドで評価が高い。一方のMidjourneyも自然言語で操作できるツールであり、こちらは画像作成ツールである。その錬成度の高さから美術展で賞を受賞したり、はたまたレベルの高い画像からディープフェイクの代名詞ともなっている。
そこでChatGPTにお題を投げかけ、文章で仔細に表現してもらう。それをMidjourneyに投げることでより細かな作品を創発するというのが目標。
作業の流れ
【@chatGPT】
欲しい画像を簡単に伝える
→プロンプトを作成してもらう

【@Midjoureny】
次に出力されたプロンプトをそのままmidjouneryに貼り付ける。

するとものの10秒ほどで4案が提示される。

私のお気に入りはこれ↓

驚くべきは全て自然言語で処理されること。midjourneyのコマンド”/imagine” このコマンド以外は日本語で流れるように画像が生成される。
作品とプロンプト集
1.もしウィリアムモリスがDiorのゲストデザイナーでコレクションに参加したなら



2.もしもISSEY MIYAKEが車をデザインしたなら



3.ヴァージルアブローが羽毛布団をデザインしたなら


4.CITY-POPな夢の表現



難しい表現もある
うまく錬成された作品がある一方で得てして実現しにくい表現もある。例えば特定の生物が持つ固有の質感はなかなか表現されにくい。羊も歪なほどに綺麗に巻いた毛並みが気になる。
そして肖像権が侵害されうる人物はディープフェイクの一端からなかなか出力されない。
また文字情報は文字らしきものにしかならない。おそらくは知的財産を侵害しないようにわざとこのような出力になっているのだろう。言語を指定して出力を試みたが、日本語はおろか英語もままならないものである。
しかしながらここまで生成される緻密な表現、恐るべし。なんとか仕事で生かしていきたいところ。




なお、タイトルはChatGPTにお願いしてみた。あとの構成も考えてもらったけれどもおおよそ却下である。
おまけ
